自分の財布からお金を出すと考えて下さい。
お店に行って食事するときや、物を購入するときは『お金』を払います。
性能の良い自動車を購入しようとすれば、お金がかかります。
高級食材を使用した、おいしい食事をしようとすれば、お金がかかります。
当然ですね。
お金は、共通の価値を持っているモノですね。
お金を用いれば皆が、共通のモノサシで評価することができるのです。
ただ、目に見えないもの、形にできないものは、お金で計ることは難しい。
例えば、『愛』とか『時間』とか。
お金を払うから『愛』を買うってできないです。
誰かの時間を『お金』で買うこともできないです。(自分だけ1日26時間にするとか)
では、目に見えない『労働力』はどうでしょう。
これは、労働者であれば、賃金(給料)という形でお金になります。
物づくりをすれば、材料と共に、作る人の労働費(労働力)がかかります。
時間をかければ、それだけ労働費がかかりますので、当然物は高くなることがあります。
作る側は、同じものを大量に作成することを考え、
機械を使ったりして正確に何個も、短時間で大量生産しようとします。
こうなるとこの物は、安く大量に提供することができます。
単純ですね。簡単ですね。
でも、陶芸などはどうでしょう。
ある有名な陶芸家の作品は、作成できる数が限られます。
また、作ったとしてもその人が気に入らないと壊してしまうこともあるでしょう。
作品にその人の『こだわり』が含まれ、人気陶芸家の作品であれば、数も限られるため物の価値があがります。
『買うときに、自分の財布からお金を出していますか?』
システムではどうでしょうか。
システムを購入するときに、自分のお金である認識がありますか。
誰かに買ってもらえる意識でいませんか。
自分の財布から、いくら支払いするんですか。
そのシステムにどのくらいの価値があると思うのですか。
システムを作る場合は、自分のお金で買うんだと思ってもらいたいです。
※当然、個人の財布からという意味ではなく、自分の会社とかになるわけですが・・・。
SIerの場合、一品ものの場合があります。
要件定義の段階から、システム価値を見据えて検討していただきたいものです。
作ったシステムを見て、ここをこう修正してほしいと言われても対応できないこともあるわけですから。
だって、家を建てたときに、ここにある柱はいらないって言われても、その柱が大黒柱だったらはずすことはできないですよ。
家に設計図があるように、システムにも設計書があるのですから。
そもそも、開発手法を変えればいいのでは?と思うかも知れないが、それはまた別の話。。。8-)
ちょうど良い記事を見つけたので載せておきます。
[url=http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100310/345632/?ST=pm&P=1]アジャイル開発の潮目が変わった[/url]
