ブログ執筆に生成AIを本格導入することにしました(その理由と運用ルール)

元々このブログは、PCトラブルの解決策やガジェットの使用感を忘れないための、私個人の「備忘録」としてスタートしました。「自分で調べ、自分で書き残す」というプロセス自体が知識の定着に役立つと考えていたため、これまでは全てのテキストを自分の手打ちで作成することにこだわってきました。
しかし、ここ最近は仕事やプライベートで生成AI(ChatGPTやClaudeなど)を使用することが完全に日常の一部となっています。普段これだけAIに触れているのに、ブログの執筆だけ頑なに手作業にこだわるのも、前回投稿の後から少し不自然に感じるようになりました。
そこで今回は、「普段使いしているAIを、ブログというアウトプットの場でも活用できないか?」と考え、試行錯誤の末に見つけた「自分なりのAI活用法」と運用ルールについて考えていこうと思います。
なぜ今、ブログにAIを取り入れるのか
単に「楽をしたいから」というわけではありません。最大の理由は、AIを日常的なツールとして使いこなす中で、ブログ執筆との親和性を確かめたかったからです。
1. 「備忘録」としての質の向上
これまでは、記憶を頼りに記事を書く際、細かい仕様や手順の再確認に多くの時間を割いていました。しかし、普段から使っているAIに参考情報を渡し、整理させることで、「情報の抜け漏れ」を防げることが分かりました。備忘録としての精度を上げるために、AIは非常に有効です。
2. 自分なりの「共存方法」の模索
AIに全てを書かせるのではなく、あくまで「自分の思考を整理するパートナー」としてどう組み込むか。この「自分なりのワークフロー」を確立すること自体が、今の技術トレンドを追うブログとして面白いコンテンツになると判断しました。
私のAIブログ執筆ワークフロー
AIはあくまで道具です。完全にオートメーション化するのではなく、私の執筆スタイルにAIを組み込む形で、現在は以下のフローで運用しています。
基本ルール: 最終的なファクトチェックと、文章の「温度感」の調整は必ず人間が行う。
Step 1: 企画と構成出し(壁打ち)
まずは書きたいテーマについて、AIとディスカッションを行います。 例えば、「〇〇のトラブル解決法を備忘録として残したい」と伝え、必要な項目を洗い出してもらいます。自分一人では「分かっているつもり」で省略しがちな手順も、AIが客観的にリストアップしてくれるため、より親切な記事構成になります。
Step 2: 本文のドラフト作成
構成が固まったら、セクションごとに執筆を依頼します。この際、重要なのは「事実関係のデータは渡す」ことです。 スペック表やエラーログなどは私が提供し、AIにはそれを読みやすい文章に整形する作業を担ってもらいます。
Step 3: 人間によるリライトと画像の挿入
ここが最も重要です。AIが書いた文章は整っていますが、備忘録としての「実感」や「苦労したポイント」が希薄になりがちです。 ここに、実際に作業した時の「ここがハマりポイントだった」というエピソードや、撮影した写真を挿入し、自分の言葉で補完していきます。
導入して感じたメリットと注意点
実際にこのスタイルで数記事書いてみて感じたことをまとめます。
メリット
- 思考の整理: 漠然としたアイデアをAIに投げることで、記事の骨子が明確になります。「何を書くべきか」が整理されるため、結果として執筆スピードが上がりました。
- 日常ツールの延長: 普段使い慣れているAIツールをそのままブログにも流用できるため、新しいソフトを覚える必要がなく、スムーズに移行できました。
注意点(デメリット)
- ハルシネーション(もっともらしい嘘): AIは平気で嘘をつきます。特に製品の型番やスペック数値については、公式サイトでの裏取りが必須です。
- 自分らしさの維持: AIに頼りすぎると、誰が書いても同じような文章になってしまいます。「あくまで自分の備忘録である」という軸をブラさないよう、意識的なリライトが必要です。
まとめ
結局のところ、生成AIは「魔法の杖」ではなく「非常に高性能な文房具」のようなものです。これまでの「手書きの備忘録」というスタンスは変えず、そこに新しいペンとしてAIを加えた、という感覚が一番しっくりきています。
当ブログでは今後も、AIの力を借りつつ、「情報の信頼性」と「管理者(私)の実体験」を最優先にした記事作りを続けていきます。この新しい試みが、どう記事に反映されていくか、温かく見守っていただければ幸いです。
