失敗プロジェクトの代名詞『デスマーチ』
『デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか』を読んだ。
耳が痛い部分も多々あり、苦笑いしながら読んだ。
デスマーチプロジェクトのスタイル4分割は、なかなか興味深かった。
だた、内容としては、もう少し具体例というか、深堀した内容がほしかったところ。
では、なぜプロジェクトは失敗するのだろうか?
こういった考えは年月が経つと変わるかもしれないし、多種の要因があるだろうけど
今の私が考えるのその1つは
[b]当事者意識が薄い[/b]
のではないだろうか。
何かが決まってないとか、誰がやるか分からないとか。
私にはできないとか、私には分からないとか。
[b]やるのはあなたですよ[/b](若しくは、あなた達)。
決まっていなければ、決めなきゃいけない。
誰がやるのか分からなければ、体制を明確にしなきゃいけない。
できないというなら、調べなきゃいけない。
分からないなら、覚えるっきゃない。
私の好きなスポーツに弓道がある。
このスポーツの良い点の1つとして、自己責任というところがある。
弓道は、個人競技。(団体戦もあるが、それは個人同士の合計によるもの)
的に向かって、矢を射る。
矢を射るのは、自分しかいない。
誰のせいにもできないし、自分がやらないといけない。
もちろん、的に中らないときは、自分のせい。
誰が悪いわけでもなく、自分のせい。
この自意識が楽しいのだ。
的に中らなければ、中るように練習する。
コツや作法などは、本を読んだり、人に聞いたりできるけど、結局やるのは自分。
やらなきゃ中らないだろうし、楽しめないのも自分。
だから、自分に対してものすごく集中する。
弓道の用語に
[b]正射必中(せいしゃひっちゅう)[/b]
という言葉がある。
正しく法にかなった射は、発すれば必ず中るという意味。
もちろん、的を狙うけど、意識は自分にある。
この感覚は経験した人しか分からないと思うけど楽しい。
プロジェクトは、チームで行うけど、結局は個人個人の力を発揮してこそだと思う。
得手、不得手はあると思うけど、もう少し当事者意識を考えてほしい。
