『「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱』を読んだ。
タイトルに惹かれて、購入しました。
実際に読んで、とても面白く、一気に読み切ってしまいました。
本書では、2011年現在で23歳〜33歳を『ワンピース世代』、42歳〜51歳を『ガンダム世代』として話を進めています。
そして、『ワンピース世代』をヨコ社会、『ガンダム世代』をタテ社会と表現しています。
もちろん、世の中の全員が、ワンピースやガンダムを見ていたわけではないと思うが、一つの世代としての区切りなんだろうと思います。
私は、この区切りで行くと、ギリギリ『ワンピース世代』となります。
本書の中では、それぞれの世代の人間像を漫画やアニメの影響によるものだということを、ある根拠に基づいて解説しています。
その解説が、面白くて笑えます。
そして、案外間違っていないから、さらに笑えます。
P.72〜73にかけて、『ワンピース世代』の纏めが書いてありますが、かなり納得です。
読み終えた後、妻に
俺ってワンピース世代だな
と言ったら、何を今さらと言わんばかりの顔で
当たり前だべ
と。
2つ年上の妻ですが、2つ下の代、つまり私の代から下の世代は雰囲気が違うと言います。
確かに、学生時代を思い起こせば違っていたような気がします。
私は、大学3年の時に部活で主将をしていましたが、それまでの主将とは部活の雰囲気も、主将としての立場も違っていたように思います。
私が主将となった時は、東北リーグの一部リーグに入る強さがありました。
毎年入れ替え戦というのがあり、一部リーグの最下位と二部リーグのトップが戦い、二部リーグのチームが勝てば入れ替わるのです。
一つのリーグは、4チームで構成されます。
つまり、一部リーグの戦いで4位になってしまうと、入れ替え戦をしなければならないのです。
私の先輩達の代は、一部リーグで1位を目指すのはもちろんなんですが、何が何でも3位までに入りたいのが伝わっていました。
私が主将の時でも1位を目指していたのは同じですが、温度(雰囲気)が違っていたと思います。
そして私の代では、強制的なものが少なく、各個人が自由にするのが多かったように思います。
特に悪い意味ではなくて、部活としてのルールはありましたし、部員をほったらかしにしていたわけでもありません。
なんと言うか、先輩達の代にあったような、堅苦しい伝統とか、必要性を感じないルールは極力排除したように思います。
周りの先輩方には、色々と言われましたが、それなりにうまくやってリーグ戦でも一部リーグで3位という結果でした。
『ワンピース』に影響された世代なのか、そういう世代に『ワンピース』が存在しているのか、どちらか分かりませんが、そういう世代なんだなと思います。
本書では、『ワンピース世代』と『ガンダム世代』になぞらえた話は、半分程度です。
あとの半分は、筆者の経済学が載っています。
私としては、『ワンピース』と『ガンダム』の話で最後まで締めてほしかったです、、、とは思うものの、かなり面白かったです。
