アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
小さい頃から、あまり読書をした記憶がない。と、いうよりもしていない。
この年になって思えば、とても残念なことだ。
もっと、読んでおけば世界が広がったかもしれない。
30歳くらいになってだろうか、専門書ではあるが、本をたくさん買っている。
もちろん、読むためだ。
『そんなに買って読みきれるの?』と妻に言われるが、
『無ければ読めないんだからとりあえず買うのさ』と反論している。
最近、読み終えた本がある。
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
である。この本は、おもしろい。とても役に立つ。
『設計は指針であって、指図ではない』
なるほどですね。
書きすぎると、にっちもさっちもいかなくなるし、
かといって何も書いていないと進むべき方向を失ってしまう。
『自分でもよくわかっていないことを、厳密にしても意味がない』
ともある。確かにそうなのだ。
やりたいからといって、やれるわけではないのだ。
特に印象に残っているのは、システム開発を『冒険家』と比喩しているところだ。
この業界は、建築家(製造業)に喩えられるのを耳にする。
例えば、建築であれば、設計図にもとづき、お客と契約を交わし、工事に着工する。
工事は、設計図をもとに組み立てられる。
システム開発は、設計書を作成し、お客と契約を交わし、製造に入る。
製造は、設計書をもとに組み立てられる。
それは、そうかもしれないが、システム開発はそんな簡単なことではない。
パッケージであれば、若干容易かもしれないが、SIerなどで、一品ものの開発となれば単純にはいかない。
開発が始まれば、全て未知の世界である。
そこを喩えて、『冒険家』としているのだ。一歩踏み出せば、何が起きるかわからない。
台風に見舞われるだろうか、食料はもつのだろうか、予定した進路に進むことはできるのだろうか。。。
予定していないことが、沢山発生する。
システム開発だって同じこと。初めての技術を採用した場合は、何が起こるか分からない。
常に新しい冒険、未知への挑戦。
厳しくもあり、そこが楽しくもある。それが、この業界なのだろう。
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